おすすめ映画!「TIME」で学べるお金と時間の大切さ

お金の話

「TIME」という映画をご存知でしょうか?
2011年の作品なので少し古いですが私はすごく好きな映画の1つです。

自分の寿命があと何時間何分何秒かが腕に表示されるという世界です。
あらすじは後ほど説明しますが、この映画を見ることで時間の大切さを学ぶことができます。

「時は金なり」「Time is money」などの言葉を実感できるような内容です。

SF映画なので現実世界ではあり得ないこともあります。
ただ、現実世界では見落とされがちな大切な事を再確認させてくれる映画でもあります。

皆さんのお子さんに見せてあげて欲しいですが、大人も見るべきだと思います。
この映画を通じて学んだことや再認識できたことを紹介したいと思います。

おすすめ映画!「TIME」で学べるお金と時間の大切さ

設定紹介

この映画の設定が少し特殊なので簡単に紹介します。

・全ての人間が25歳になると年をとらなくなる
・自分の寿命があと〇時間〇分〇秒と腕に表示される
・寿命がゼロになるとその場で死んでしまう
・寿命=お金なので寿命を減らすことで買い物をしたり家賃を払ったりバスに乗ったりする
・自分の寿命を他人にあげたり、他人の寿命を奪うことができる

ざっくりとこのような設定です。
文章だと分かりにくいかもしれませんのでぜひ映画を見てください!

富裕層はゆっくり行動し、貧困層は走り回っている

この世界では富裕層と貧困層が住んでいるエリアが完全に隔離されています。
エリア間を移動するにはお金(寿命)が必要なので簡単に行き来することはできません。

貧困層エリアでは寿命があと1日や、数時間、数分という人が多くいます。
そのため、みんな常に急いでるし走り回っています。
仕事をしてももらえるお給料(寿命)が1日ぐらいです。

富裕層エリアでは寿命が数百年という人ばかりです。
なので日常生活で急ぐ必要がありません。
印象的なシーンとして「あなたさっき走ってたから貧困層の人ですか?」と聞かれます。

映画ではなく現実世界でも金銭的、精神的に余裕があれば急ぐことや焦ることもないです。
人に何かを譲ったり、無償で何かを与えたりということができると思います。

いろんな面での「余裕」が必要ですし、普段の行動に現れるということです。

お金がいっぱいあるから幸せとは限らない

主人公が住んでいる貧困層エリアに1人のお金持ちが来ます。
そのお金持ちの人がマフィアに襲われそうになったところを主人公が助けます。
助けてもらったお礼に自分の寿命の全てである116年分の寿命を主人公にあげてお金持ちの人は死んでしまいます。
その富裕層は亡くなる前に「私たちは死ぬことを求めているし、それが必要だ」と言います。

このシーンで感じたことは「お金だけあっても楽しくない」ということです。
富裕層は寿命があり過ぎて死ぬことがほぼありません。
長生きできることは喜ばしいことですが「人生が終わらない」と分かっている状況は幸せではない。
ということです。

私たちの生活でも寿命、時間、お金などに限りがあるからこそ大切にできます。
何もかも無限にあると思うとありがたみがなくなります。

お金が使い切れないぐらいあったらいいなと思うのは普通の感覚ですが、
いざその状況になったら期待していたほどの幸せは得られないかもしれません。

お金の価値は変化する

この映画では現実世界でも起こりうる金銭的な勉強にもなります。
それがお金の価値の下落、つまり「インフレ」です。

主人公の母親がバスに乗ろうとすると運賃が値上がりしていてバスに乗れません。
走って家に帰り、主人公に寿命を分けてもらおうとしますが間に合わず死んでしまいます。

今まではこの値段で買えていた物が買えない、サービスが受けられないということは現実に起きます。
お金の価値や物の値段は常に一定ではなく変化すると考えておかなければならないという教訓です。

SF映画でありながらこのような現実世界にも共通することを学ばせてくれるので、
為になる映画、好きな映画として選びました。

お金は「稼ぎ方」より「使い方」が大切

先ほども紹介したシーンですが、主人公が富裕層から116年分の寿命をもらいます。
主人公は貧困層エリアから富裕層エリアへ移動しようとしますが、
その前に10年来の友人に会いに行きます。
今までのお礼の意味でその友人に10年分の寿命をあげます。

数日後に主人公がピンチに陥り、寿命が無くなりそうになります。
そこで寿命を分けてもらうために友人の家に行きますがその友人は亡くなっていました。
奥様からの言葉で「あなたが10年あげたから1年分のお酒を飲んで亡くなった」とのこと。

今まで大金を持ったことがない人が急にお金を持つと正しい使い方がわかりません。
この映画のようにお酒を飲みすぎる人もいるでしょうし、ギャンブル、その他無駄遣いをしてしまう人が多いはずです。
正しく稼ぐことも必要ですが、正しく使うことも必要ではないでしょうか。

まとめ

今回は初めて映画の紹介をし、そこから感じたことを4つ紹介しました。
面白い映画と感じるかは人それぞれだと思いますが、大事な価値観を学べたと思います。
子供への教育として親が直接何かを教えるのもいいですが、こういう映画、ドラマ、小説、漫画などの作品から学んでもらうのも1つの方法ではないでしょうか。
これからも学びになる作品を紹介しようと思います!!

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