親を悩ませる問題の一つに「子供の教育費」があると思います。日々の生活費や住宅ローン、車のローンなどの支払いだけでも大きな出費ですが、そこに子供の教育費が加わると親の経済的負担はかなり大きいのではないでしょうか。さらに子どもの為だけにお金を使う訳にもいかず、親自身の老後の資金も確保しなければいけません。
世帯年収が1,000万円以上あったとしても、その分税金等の支払いも多いため子育てをしていると全くゆとりがないという話はよく耳にします。
子供の教育費は平均的にいくら必要かを事前に把握し、早くから準備をすることで対策できるのではないでしょうか。
本記事のテーマ
＜800万円～4,000万円？＞大学までの学費は平均いくら必要？
読者さんへの前置きメッセージ
本記事では幼稚園から大学まで、進学コース別に平均的な教育費をご紹介します。表示している表や数字はオリックス生命保険のサイトから引用しています。子どもの教育費っていくら必要？(必要保障額シミュレーション)｜オリックス生命保険株式会社 (orixlife.co.jp)
13種類のコース別教育費一覧
表にある通り、幼稚園から大学までの進路がありますが、全て公立だとしても約842万円。全て私立で医歯系の大学に通うと約4,073万円。その差が約3,231万円にもなります。どのようなコースに進むかで非常に大きな差ですね。なお、こちらの数字は自宅通学の場合です。特に大学生になると実家を出て一人暮らしをすることも多いのではないでしょうか。親が家賃や生活費の援助をするのであればこの表の数字に上乗せされます。
さらにこちらの数字は子供1人の金額です。子供の数に応じて増えていくことになります。やはり子供の教育費は大きな出費であることが再確認できると思います。
金銭的なことだけ考えると幼稚園から大学までずっと公立で進学して欲しいと思うかもしれません。ただ、子供から「この私立の学校に進学したい」「医療系の大学を目指したい」と言われると応援したくなるのが親心ではないでしょうか。お金がないから「その学校は諦めてくれ」とは言いたくないと思います。子供の夢や目標を気持ちよく応援するためにも早くから計画的な準備が必要ですね。
今後の予告
本記事では大学までの平均的な教育費をご紹介しました。その他に「大学院の費用」「一人暮らしをする場合の平均仕送り額」「海外留学をする場合の費用」など、今回ご紹介できなかった内容についても今後こちらのブログにて投稿します。そちらもご覧いただければと思います。
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