「お食い初め」とは、100日祝いや百日祝いとも呼ばれ、子供が生後100日に行うお祝いです。
子供が一生、食に困らないようにとの願いを込めて行うものです。
初めてお箸を使ってお魚を食べるので「箸祝い」「箸揃え」「真魚始め(まなはじめ)」と呼ばれることもあります。実際には子供がお魚を食べる訳ではありません。食べる真似をするだけですので形式的な儀式になります。
ただ、「いつするのか」「どうするのか」が分からないという声が多く聞かれます。
確かに、食べさせるメニュー、順番、誰が食べさせるかなど、少し複雑なルールがあるのでそちらをご紹介します。
お食い初めのやり方を簡単解説<メニューや順番もまとめました>
読者さんへの前置きメッセージ
本記事ではお食い初めの一般的な方法を解説します。ただし、ある程度決められたルールはあるものの、あまりそれに固執する必要はありません。大切なことは「子供の成長を願う」という気持ちです。無理のない範囲で、できることだけすればいいという考え方で問題ありません。
お食い初めは「いつ」すればいいのか
「100日祝い」と呼ぶことからも分かる通り、生後100日目に行うものです。地域によっては110日目や120日目にする所もあるみたいです。ただし、ちょうど100日目にできるかは各家庭で事情があると思います。ある程度100日頃に行えば問題ありません。大安吉日に合わせる場合もあれば、100日が過ぎて最初の土日にする場合もあります。親の都合や子供の体調などを考慮して無理のない日に行いましょう。
「なに」を用意すればいいのか
お食い初めでは「一汁三菜」を基本とした御膳を用意します。どういうメニューかは地域によって違いがあるかもしれませんが、やはり欠かせないのは「尾頭付きの鯛」です。
基本的な献立の場合「お赤飯」「お吸物」「尾頭つきの鯛」「歯固めの石」です。
他の料理がある場合「お赤飯」「お吸物」「尾頭つきの鯛」「煮物」「酢の物」「歯固めの石」です。
食べさせる順番は
食べさせる順番が形式的に決まっています。ただ、こちらもあまりこだわりすぎず自由にすることが多いようです。
<上記の基本的な献立の場合>
1,お赤飯 2,お吸物 3,お赤飯 4,鯛 5,お赤飯 6,お吸物
1~6を3回繰り返し、最後に歯固めの石で終了です。
<他の献立がある場合>
お赤飯→お吸物→お赤飯→鯛→お赤飯→お吸物→お赤飯→煮物→お赤飯→お吸物→お赤飯→酢の物→お赤飯→お吸物→お赤飯→歯固め→お赤飯→お吸物→お赤飯
お赤飯がすごく多いですね!さすがにこの通りにするのは難しいかと思います。
繰り返しですがルールにこだわる必要はありません。
歯固めはお箸を石に当てて、そのお箸を赤ちゃんの歯茎に軽く当ててあげましょう。
「誰が」食べさせるのか
基本的には「長寿にあやかる」という伝統から、親族の中の最年長者が食べさせます。子供が男の子ならお爺ちゃん、女の子ならお婆ちゃんが代表して行うことが多いです。ただ、祖父母の都合が合わない場合は親だけですることも問題ありません。また、こちらもルールにこだわらず参加者みんなで順番に食べさせる真似をすることが望ましいです。
参照サイト
今回の記事を作成するにあたり、参考にしたサイトURLです。
すごく分かりやすいのでこちらもご覧下さい。
食い初めとは – お食い初め・100日祝い(百日祝い)|お食い初め膳の宅配通販 お祝い膳.com (oiwaizen.com)
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