赤ちゃんの1日の行動は「泣く」か「寝る」か「ミルクを飲む」か。
ほとんどこの3つだけと言ってもいいほどです。
親の立場からすると1番困るのは「泣く」ではないでしょうか。
赤ちゃんは泣くことが仕事と言われるほどよく泣きます。
ただし大人が泣くのとは意味が違い、悲しいからとか感動したからなどではありません。
言葉が話せないからこそ、泣くことで親に何かを伝えようとしています。
つまり赤ちゃんが泣くことは何かのメッセージだということです。
今回は赤ちゃんは泣くことで発しているメッセージを5つ紹介します。
これを理解すると適切な泣き止ませ方がわかるかもしれません。
赤ちゃんが泣く理由は何?親への5つのサインを理解しよう!
お腹が空いた
1番わかりやすいメッセージかもしれないですね。
お腹が空いたから泣いているパターンです。
だいたい3時間ごとぐらいに母乳やミルクをあげる必要があります。
そのため時間を見ると泣いている理由がわかりやすいかもしれません。
アプリなどを活用してミルクを飲んだ時間を毎回管理できればいいですね。
ミルクや母乳の回数、量、睡眠時間、便の回数など生活リズムをチェックしてください。
ちなみに生後6か月頃から離乳食が始まります。
そのため生後10か月~12か月頃にはミルクをやめている場合が多いみたいです。
ただ、もちろん個人差があるので2歳ぐらいでもミルクを飲んでいる子もいるみたいです。
お腹がいっぱい
こちらは少し見落としがちかもしれません。
お腹がいっぱいだから泣くということもあります。
大人でも満腹の時はお腹が苦しくなると思います。それと同じですね。
赤ちゃんはお母さんの乳首や哺乳瓶を口に入れられると反射的に飲もうとします。
だから自分の空腹具合に関わらず飲んでしまうこともあります。
「泣いている=空腹」と考えていると必要以上に母乳やミルクをあげてしまい、
赤ちゃんが余計に苦しくなってしまいます。
お腹がいっぱいだから泣くこともあるという意識を忘れず、時間をみながらあげてください。
ゲップをしたい
先ほどと関わる内容ですがゲップがしたい時にも泣くことがあります。
赤ちゃんは自分ではうまくゲップができないのでお腹に圧迫を感じることがあります。
母乳やミルクを飲んだ後は背中を叩いたり、摩ったりしてあげてください。
もしくは縦抱きをしたりうつ伏せの状態にしてあげると自然とゲップが出ることもあります。
*首がすわっていない場合は気を付けてください*
個人差はありますが生後6か月頃になるとゲップをさせる作業は不要になることが多いです。
空気を飲み込まずにうまく飲めるようになったり、自分で体を動かしながら自然と出せる
ことが増えてきます。
オムツが汚れている
赤ちゃんはオムツが汚れいていると不快に感じて泣き出します。
赤ちゃんの肌はすごくデリケートなのでオムツの汚れには敏感に反応します。
大人がトイレに行く回数は1日数回かもしれませんが赤ちゃんは頻繁にオシッコをします。
生後3カ月頃までは1日15回~20回、12カ月頃までは10回~16回、24カ月頃までは8回~12回。
これぐらい多くの回数オシッコをします。
オムツの種類にもよるかもしれませんが未使用時には黄色い線が書かれていると思います。
オシッコをすると青色に変わります。オムツの色もチェックしてあげてください。
ただ、青くなってすぐ替えると消費が激しいのでパンパンに膨れていなければ大丈夫です。
眠い
これは大人には理解しにくいサインかもしれません。
眠いなら寝ればいいと思うかもしれませんが赤ちゃんはまだ未発達なので
寝たくても寝られないということがあります。
さっきまで泣いていたのにいつの間にか寝ていたという経験がある方も
多いのではないでしょうか。
泣いているのは「寝る前兆」だと考えれば親の心理的負担も軽くなるかもしれません。
眠い時は寝かせてあげないといけないので
抱っこをしながら歩いたり、ユラユラしてあげてください。
ここでオモチャで遊んだりすると眠気が覚めてしまうかもしれません。
寝かせるための行動をお願いします。
まとめ
以上、赤ちゃんが泣いている時のサインを5つ紹介しました。
言葉が話せない分、泣いている状況を見てどんなメッセージを伝えようとしているのかを
想像してあげてください。
最初はわからないかもしれませんが、毎日育児をしていると自然とわかるようになります。
この5つにも当てはまらないような状況、または泣き方がいつもと違い異常だと感じたら
病院へ行く必要もありますので泣き方や普段の様子をよく見てあげてください。
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