<2022年は初の80万人割れ?>出生数の推移から見る日本の現状

育児

今日は「少子化」について考えたいと思います。
育児の話ではないですが、こういった日本の現状も把握したいと思い、記事にしました。

「少子化」や「高齢化」だということはよく聞きますし、誰もが認識していると思います。
ただ、実際の数字として把握している人は少ないと思いますのでご紹介します。

今後日本はどういう状況になるのか、その時我々はどうすべきか。
そういったことを考えるきっかけになればいいなと思います。

<2022年は初の80万人割れ?>出生数の推移から見る日本の現状

1973年~2021年までの出生数

過去50年間で1番出生数が多かった1973年(昭和48年)からの数値がこちらです。

  西暦    和暦    出生数   
1973昭和48年2,091,983
197449年2,029,989
197550年1,901,440
197651年1,832,617
197752年1,755,100
197853年1,708,643
197954年1,642,580
198055年1,576,889
198156年1,529,455
198257年1,515,392
198358年1,508,687
198459年1,489,780
198560年1,431,577
198661年1,382,946
198762年1,346,658
198863年1,314,006
1989平成元年1,246,802
19902年1,221,585
19913年1,223,245
19924年1,208,989
19935年1,188,282
19946年1,238,328
19957年1,187,064
19968年1,206,555
19979年1,191,665
199810年1,203,147
199911年1,177,669
200012年1,190,547
200113年1,170,662
200214年1,153,855
200315年1,123,610
200416年1,110,721
200517年1,062,530
200618年1,092,674
200719年1,089,818
200820年1,091,156
200921年1,070,036
201022年1,071,305
201123年1,050,807
201224年1,037,232
201325年1,029,817
201426年1,003,609
201527年1,005,721
201628年977,242
201729年946,146
201830年918,400
2019令和元年865,239
20202年840,835
20213年811,604
20224年 

すごいスピードで減少してますね…
前年比で増えている年も少しありますが、ほぼ毎年減少し続けています。

さらに古いデータや、他の情報が知りたい場合は以下のデータを参照ください。
厚生労働省 令和3年(2021) 人口動態統計月報年計(概数)の概況

2022年の予想出生数は

先ほどの表を見て気になるのは今年(2022年)の数字はどうなるかということでしょうか。
まだ確定値はわかりませんが現状の数値から予想します。

厚生労働省が発表した2022年上半期(1月~6月)の出生数は384,942人です。
厚生労働省 人口動態統計速報(令和4年6月分)
単純に2倍すると769,884人となります。

確定するまで分かりませんが80万人割れはほぼ確実と言われています。

今後の未来を考える

この出生数の減少は簡単に解消できるものではないと思います。
出生率はここ20年間をみても1.26~1.45と、上下しながらもあまり変化はありません。
人口総数が減っている中で出生率が変わらなければ出生数は減少する一方です。

それにより年金制度の崩壊や、現役世代の税負担増加につながると思います。
すでに子育て世帯の大きな不満として「児童手当の所得制限」問題もよく話題になります。

今の日本がどういう状況であるか、今後どういう未来が待っているか、どういう行動を取るべきか。
親が真剣に考え、子供に共有し、正しい選択ができるようにすべきかと思います。

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