日本と海外とでは育児に関する考え方が大きく違うことがあります。
また、法律やルールも異なります。
「いま、自分がしている育児は正しいのかな?」「他の家庭ではどうしているのか」など気になる人も多いと思います。身近な方に相談してもいいし、ネットで検索するのもいいと思います。
ただ、日本以外の育児方法を知ることでより広い知識が得られると思います。
もちろん海外の育児方法にもメリットやデメリットはあると思います。
ただ、参考になることもあるし真似したいことがあれば取り入れるべきだと思います。
今回の記事でわかること
・日本には無い育児に関する海外の法律
・日本では考えられない海外の寝る時の習慣
・日本とは違う授乳に関する考え方
・自立した子供に育てるための子供との接し方
<0歳児も1人で寝させる?>海外と日本の育児の違い
日本には無い育児に関する海外の法律
海外ならではの法律はいくつもあると思います。
ただ、大きく異なるとよく言われるのがこちらです。
子供を一人で留守番させてはいけない
(年齢に差はあるが13歳未満ぐらいが多い)
こちらはアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど多くの国でみられます。
日本では小学生が家で留守番をするのはよくあることだと思います。
実際に僕も「カギっ子」と呼ばれる生活をしていました。
ただ、この行為は海外では違法になります。(年齢によって数時間ならOKなどもあります)
日本の治安がいいという考え方もできるかもしれませんが安全に対する考え方が大きく違います。
また、子供を家で一人にしていたら近所の人が通報するということも珍しくないそうです。
日本では考えられない海外の寝る時の習慣
2つ目は寝る時の日本と海外の大きな違いです。
0歳児でも親と別の部屋で寝る
これはフランスやアメリカでは普通の考え方のようです。
ただ、日本だと考えにくいですし僕もかなり驚きました。
理由は主に2つ
・子供の自立心を養う
・夫婦の時間を大切にする
海外では子供も「小さな大人」として扱われます。
未熟な存在ではなく一人の立派な人間という考え方があります。
もちろん何かあった時には対応できるように近くの部屋にいますが別の部屋で寝るそうです。
また、夫婦だけの時間を大切にするという考え方も強いです。
「父と母」だけでなく「男性と女性」という関係性を保つことが大切です。
子供のことだけを考えるのではなく夫婦としての関係も大切にしています。
日本とは違う授乳に関する考え方
赤ちゃんには欠かせない授乳に関する考え方の違いです。
・母乳ではなくミルクで育てるのが一般的
・授乳をする場合、公共の場でも授乳をする
まず、日本では母乳かミルクどちらで育てるかという問題があります。
両方という家庭も多いと思いますが、完全母乳がいいという考え方をしている人も多いです。
ただ、海外は日本ほど母乳を飲ませることが推奨されていません。
仕事をしている女性がすごく多いのでミルクで育てることを習慣化している人もいます。
もちろん海外でも母乳をあげる人もいます。
そこで日本と大きく違う点は人前でも授乳をするということです。
赤ちゃんが欲しいタイミングであげるのが一番いいという考え方だそうです。
日本だとまず見られない光景だと思います。
自立した子供に育てるための子供との接し方
普段の子供との接し方も日本と違う点があります。
海外の子育ては「こうしなさい」より「どうしたい?」を優先する
これは僕も見習いたいなと思った考え方です。
先ほども話したように、海外では子供とはいえ一人の立派な人間として扱います。
そのため子供が何を望んでいるかを聞いて、その意見を尊重します。
そうすることで自立心を養うそうです。
日本だと親が「○○しなさい!」「言う事を聞きなさい!」と言ってしまうと思います。
それだと子供が自分では何も考えないし自分の意見を持たない人間になります。
子供の時から自分の頭で考えさせて、それを最大限尊重することが大切です。
まとめ
日本と海外で育児方法や考え方の違いを4つ紹介しました。
やっぱり国が違うと文化や風習、考え方が大きく違います。
日本では考えられないことを海外では当たり前にしていることがあります。
逆に海外では考えられないことを日本でしていることもあります。
どちらが正解、不正解ということではないです。
いろんな育児方法を知り、実践すべきと思ったことを取り入れる。
その姿勢が大事ではないでしょうか。
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