優秀な子になるThe Father Effect(お父さん効果)

育児

あまり聞き慣れないかもしれませんがThe Father Effect(お父さん効果)という言葉があります。
父親との触れ合い時間が長い子供の方がいろんな面において優れているという研究結果です。

「育児は主に母親がしている」「父親は仕事ばかりで週末も子供と少ししか遊ばない」という家庭もあるかもしれません。これはもしかすると子供の成長によくない可能性があります。

お父さん効果のおかげで子供が優秀になったり、育児に手のかからない子供になるかもしれません。
子供本人にも、育児をする両親にとってもメリットがある内容なのでぜひチェックしてください。

優秀な子になるThe Father Effect(お父さん効果)

有名大学や博士の研究結果

今回のThe Father Effect(お父さん効果)の根拠となる実験結果を4つ紹介します。

ニューカッスル大学(イギリス)
【調査対象】
男女11,000人(1958年生まれ)
【結果】
・成長期に父親と多くの時間を過ごした子供の方が、そうでない子供に比べてIQが高い
・父親が子供に本をよく読み聞かせる、一緒に旅行に行った子供は社会的地位が高くなる

ノースカロライナ大学(アメリカ)
【調査対象】
2歳の子供がいる共働き夫婦
【結果】
・父親から子供へ積極的に話しかける育て方の方が3歳時点での言語能力が高い

国立児童発達研究所(イギリス)
【調査対象】
7歳、11歳、16歳の児童17,000人
【結果】
成長期に父親と頻繁に交流する子供の特徴
・人間関係が良好
・非行に走らず学業成績が優秀
・新しいことへの挑戦心、達成意欲が高い
・自身の能力を発揮する仕事に就く
・結婚して幸せな家庭を築く

カルデラ博士(アメリカの発達心理学者)
【調査対象】
父親が積極的に育児をしている家庭
【結果】
以下のような共通点が見られた
・癇癪をおこしにくい
・親からの頼み事を聞いてくれる
・人見知りが無く、他者と打ち解けやすい
・我慢強い
・会話に対する反応が速い

いいことばかりですね!!!
お父さん効果がいかに重要かがわかりました。
子供の人格形成において父親との交流は非常に大切ということです。

まとめ

The Father Effect(お父さん効果)について紹介しました。
「母親は情緒を育み、父親は知性を育む」と昔から言われています。
それが今回、ちゃんとした研究結果として効果があると分かりました。
これだけ多くのメリットがあるなら積極的に育児をするしか選択肢がないですね!!
僕も一人の父親としてこのお父さん効果を肝に銘じて育児をしようと思いました。
母親の育児負担を減らすためにも、子供の成長を助けるためにも父親の皆さん頑張りましょう!

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